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臓器提供、記載に矛盾は意思不明厚労省作業班が見解

2010/05/26 18:27

臓器提供に関する意思表示の在り方を検討する厚生労働省作業班は26日、意思表示カードに「提供する意思」と「提供しない意思」の両方が記されるなど矛盾した記載は「意思不明」と扱うとの見解をまとめた。7月に施行される改正臓器移植法では、本人意思が不明の場合は家族の承諾で臓器提供ができるため、こうした記入をしていた人から提供される可能性がある。上部の臓器移植委員会での審議で了承されれば、厚労省は医療機関に通知する。法改正に伴い新たに発行されるカードは(1)脳死でも心臓死でも提供(2)心臓死に限り提供(3)提供しない―のいずれかに丸を付ける方式。改正法の国会審議で提案者は「本人の拒否の意思は最大限尊重する」と答弁し、厚労省は、拒否の意思表示は書面以外も有効との運用指針案をまとめている。作業班は、新美育文明治大教授を班長に法律家で構成。この日の会合で、(1)と(3)に丸が付いていた場合について「拒否していた可能性がある以上、慎重に『拒否』と考えるべきだ」「提供意思も尊重するべきだ」との意見があったが、「矛盾する意思の表示があった場合は、無理に解釈せず『不明』とする」との結論でまとまった。

【共同通信】