「病気腎移植特区」応募へ6月にも松山のNPO ED
「病気腎移植特区」応募へ6月にも松山のNPO
2010/05/30 19:10
腎臓がんの患者から摘出した腎臓を、腎不全などの別の患者に移植する「病気腎移植」を臨床研究として実施する際、一部地域で医療保険が適用されるように政府の構造改革特区に6月にも応募すると、NPO法人「移植への理解を求める会」(松山市)が30日、明らかにした。求める会によると、病気腎移植は医療法人徳洲会が宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)で取り組み、臨床研究も実施しているが、医療費は徳洲会が全額払っている。応募が認められ保険が適用されれば、臨床研究1回当たり約1千万円掛かっていた病院側の負担がゼロになるという。負担を軽減し、ほかの病院が臨床研究へ参加するよう促す狙いもある。特区の候補地は広島、愛媛、香川各県などを検討している。厚生労働省は2007年に病気腎移植を原則禁止にしたが、臨床研究としての実施は認めている。
西日本新聞
